松本 亜土 MATSUMOTO Ado (ヴァイオリン) ゲスト・コンサトマスター


img1.gif1968年に米国ニュージャージー州プリンストンで生まれる。5歳の時、カナダのヴァンクーヴァーにて、鈴木メソッドによる音楽学校に通い始める。9歳の時、ヴァンクーヴァー交響楽団のコンサートマスターである長井 明氏、また、ヴァイオリン奏者であり学者でもあるリズ・エルソン氏の指導を受ける。14歳の時、カナダのキワニス音楽コンクールに参加し、クライスラー部門で第1位を獲得する。同年夏、カナダのカナディアン・ミュージック・コンペティションで、14歳以下のクラスに参加し第2位を獲得する。1983年に一時日本に帰国し、桐朋学園に外国人特別留学生として在籍し、鷲見健彰氏、故数住岸子氏に師事する。1991年にカナダに戻り、ブリティッシュコロンビア州弦楽コンクールで第1位を獲得する。同年、カナダのトロントにて、ロイヤル・コンサーヴァトリ・オブ・ミュージックのOTP(Orchestra Training Program)で学ぶかたわら、デイヴィド・ゼイファー氏に師事する。在学中に、カナダの代表として、スイスで行われたメニューヒン国際音楽祭に参加し、マスター・クラスでレッスンを受ける。1995年から1999年まで、東京交響楽団の第一ヴァイオリン奏者として活躍する。

現在、フリーの奏者として、広島交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、シアターオーケストラトーキョー(くまかわバレエ楽団)、大阪オペラハウス管弦楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、東京アカデミア=シンフォニカ管弦楽団の客員コンサート・マスターとして活躍中。 (2013.4)